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169系S51編成撮影会に参加してきました。

  • jnrsave
  • 2016年11月24日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。

またまた久しぶりの更新となってしまいました。

今年8月、坂城町にて保存されている169系S51編成を見学に行きました際、車両に対する町やファンクラブの熱意に共感し、当方もファンクラブに入会させていただきました。

今回は、去る11月13日に開催された、169系S51編成の撮影会イベントに関係者として参加して参りましたので報告いたします。

イベントではヘッドマークなどを装備した先頭車の写真撮影、ファンクラブメンバー所蔵品の車内特設展示スペースでの展示、関連グッズや鉄道部品(備品)の販売などが行われました。

クハ169-27の車内は飲食スペースとして開放され、同時に販売されていたお弁当を食べる事も出来ました。

メインである撮影会では、ファンクラブメンバーが持参した実物ヘッドマークの装着や側面サボの交換、運行番号や前面表示器幕の転換が行われ、往年の急行列車やイベント列車が再現され、好評を博しました。

・急行「かもしか」。当時は確かサハ165と組んでいましたね。

・169系では運転されていませんが、急行「アルプス」 。やっぱり編成だと映えますね。

・撮影会で使用された、ファンクラブメンバーが持参した国鉄・JR時代のヘッドマーク。

・同じくヘッドマーク。こちらは、しなの鉄道時代のものですね。

・車内展示スペースの展示物の一つ。実物の原形ヘッドライトがモニュメントになっています。

169系単独でのイベント開催は初めての試みとの事でしたが、当日は天候にも恵まれ、一般のファンの方や家族連れなどが多く来場し賑わいをみせました。

ファンクラブメンバーも多く参加しており、新米の当方にも明るく接してくださり、雑談や鉄道保存に関する意見交換など、様々なお話が出来、大変有意義かつ楽しい時間を過ごす事が出来ました。

なお、169系S51編成は非常に重要な存在で、まず鉄道会社以外で実用編成として電車が保存されている事が非常に珍しく、153系から始まる全ての国鉄新性能直流急行形電車の中で、クハとモハは現存唯一の車両です。

更にクモハ169+モハ168のユニットはトップナンバー、クハ169はラストナンバーとなっており、この点も記念すべき車両といえるのではないでしょうか。

169系が引退したちょうど同じ年に、リニア・鉄道館に収蔵されなかった165系クハ・モハを含む多くの保管車両が解体処分される中、このS51編成の丸ごと保存に踏み切ってくださった坂城町様には本当に頭が下がります。

今年の春に再塗装などの整備を行っておりますが、行政による保存は取っ掛かりとして、今後のS51編成保存活動は段々と民間が引き継がなければならないと考えております。

今後もファンクラブメンバーとして、また国鉄車両保存準備会としても協力していきたいと考えております。

それではまた。


 
 
 

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