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国鉄車両保存準備会
2017年6月12日更新
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国鉄車両保存準備会は、国鉄時代に開発・製造され、引退した鉄道車両を保存・活用し、後世に伝え残していくための準備団体です。
国鉄がJRに分割民営化されてから30年が経ちました。
鉄道車両の耐用年数は20~30年と言われています。つまり、現在活躍している国鉄型車両は、その全てが耐用年数に達していることになります。中には製造以来50年近くも活躍を続けている車両もあります。そのため、近年新型車両の投入が進み、国鉄型車両は急速にその姿を消しつつあります。
しかし、引退する車両は先頭車両など一部の形式(車種)を除いて、殆どの車両は人知れず解体され消えて行っています。
その様な中、鉄道車両の保存をする事は、車両の実物を残すという事はだけでなく、その車両やそれらが生み出された時代背景や歴史までも後世に伝える大切な取り組みであると言えます。
写真や図面があれば十分という意見も耳にしますが、それだけで果たして後々の世代に鉄道車両とその車両を取り巻く歴史を伝え続けることが出来るのでしょうか。目の前の実物を自分自身で見て触れて、そこで初めてその車両の歴史や過ぎ去った時代を感じることが出来るのではないのでしょうか。
実際に、明治期以来の蒸気機関車が、現在でも大人から子供まで認知され、愛され続けているのは、その実物が当時の姿のまま(または近い姿で)存在し、活躍を続けているからにほかなりません。
国鉄車両保存準備会は、多くの人々が利用し、今日までの日本の発展の歴史や人々の思い出が詰まった鉄道車両を保存・活用し、後世に伝え残すための準備団体として活動を始めました。
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